利息制限法と出資法の法律のおかげで、高金利でお金を融資することができるということは分かってもらえたでしょうか?なぜ政府がこのような二つの利息の法律を決めたのかはちょっと調べてないのですが、もしかしたら任意整理で借金が少なくなる可能性があるわけです。今まで返さなければいけない金額が、債権者側の都合でかなり高い利息を払っているとなれば、今すぐにでも任意整理を始める決心がつくのではないでしょうか?借金の返済額が減ることは理解した!でも、すでに借金を返済し終わって完済済みの場合、その多く支払った部分はどうなるんだ?とちょっと疑問に思った方もいるかもしれませんね。払いすぎた借金については、任意整理の「過払い金」請求によって取り戻すことができます。つまり、法に触れる金利額で借金を返済したとなれば、その分払いすぎ「過払い」が発生することになります。「過払い金」について、ここで詳しく内容をみていきましょう!
過払い金とは、その名の通り「払いすぎた分」ということです。借金をする理由としては人それぞれ、そして借りる場所も人によってことなりますよね。仕事をしている人なら恐らく銀行などの金融機関だと思いますが、パートやアルバイトだと条件を満たさなければ借り入れすることができない可能性があります。そのため、パート・アルバイトの方でも借りやすい「消費者金融」や「クレジットローン」などを利用する人も少なくないでしょう!しかし、これらの金融機関は「利息の設定について」でお話したように、グレーゾーン金利で利息を設定していることがほとんど。それを知らずにせっせと高金利の金額で借金を返済してしまったら、損をするのはアナタ自身です。
もし、高金利で設定された利息を返済しているなら、支払った分はそれを任意整理の過払い金請求によって取り戻すことができます。過払い金は、余分に払いすぎた分と言う事なので、言い換えれば払わなくても良いものです。それを消費者金融側の異常なまでの金利設定によって払っていたのなら、司法書士や弁護士に相談して取り戻さなければいけません。もちろん、すでに支払い終わった借金についても同様です。定められている法律の中に「不当利益返還請求権」といったものがあります。そのままの内容の法律で、不当に得た利益についてはそれを返還してもらう権利があるといったもの。これにより、借金を返済してから10年以内であれば、過払い金の返還請求を行うことができます。
過払い金を請求することの大きな利点は、もちろん払いすぎたお金を返してもらうといったことになるのですが、もしこの事実を知らなければ返済後の借り入れの事についてあまり気にする人はいないでしょう。もし今現在借金を返済している方も同様。任意整理をすることで、もしかしたら借金の金額が今より大きく減るかもしれません。もし複数借り入れしているなら、その分を他の借金の返済に充てることができます。借金を完済したなら思わぬ収入が入ってくることになるので、それを何かの資金として利用することだってできます。もともと債務者のお金なので収入ではないのですが、任意整理をすることでその事実を知ることができるので、払いすぎたお金については返してもらうよう請求しましょう!
Last update:2019/1/24
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